専門のVRC装置を使用して、身体を温めたり、軽運動したり、本格的なトレーニングまで行える幅広くいろいろな方に役立つ最も新しい「健康づくり」プログラムです。
血圧計の要領で、短時間に駆血や血流制限を行うことで、「熱い!」と感じるほど、血流が促進され、体温上昇と代謝がアップします。
継続的に行うことで、冷えやむくみなどの原因の血流の不足が改善され、メタボの解消や筋力アップ、ダイエットや痩身効果も期待できます。
この方法は、不定愁訴の解消や、ロコモティブシンドロームやサルコペニア〔加齢性筋肉減弱症〕、フレイル〔虚弱〕の進行を抑え、健常な身体をつくるための画期的な方法として、注目されています。
・血行促進、疲労回復
血流が良くなるため、酸素や栄養分が各所に効率的に届き、細胞が活性化され、こりやハリ感、冷え、むくみを解消し、疲労物質を排泄し、疲れにくい体へと導きます。
・メタボリック解消
成長ホルモンの分泌によって、脂肪細胞中の中性脂肪を分解して、遊離脂肪酸に変えることにより血中に脂肪酸を放出し、肝臓や筋肉で、分解させて、内臓脂肪の軽減を図ります。
・抗加齢効果
加齢に伴い筋肉は減少し、50歳以上では毎年1%以上筋肉が減少し、80才では持っていた筋量の30~50%減少してしまいます。それによって、膝痛、手首、足首、腰痛が現れ、基礎代謝の低下で低体温、免疫力の低下、血行不良でむくみ等が出てきます。それらの加齢に伴う症状を、VRCトレーニングによって、筋肉代謝向上し、成長ホルモンの分泌を促し、抗加齢に導きます。
・筋肉代謝向上
高齢になると成長ホルモン(HGHという)の減少で食事で摂ったタンパク質(アミノ酸)が筋肉に合成されず、むしろ筋肉内アミノ酸の分解が多くなり、筋肉の減少を伴います。通常50歳ぐらいまでは若い時にできた最大筋量の10%ぐらいしか減少しませんが、それ以降は、急速に筋肉が衰えて減少します。そのために、成長ホルモンの分泌を促し、低負荷で、効果的筋力を向上させます。
・ダイエット・痩身
代謝がアップし、成長ホルモンの分泌により脂肪の燃焼が盛んになるため、体脂肪の減少やいろいろな部位の引き締め効果が生まれます。また、身体の各部に毛細血管が新生するため、代謝が高い状態で維持され、太りにくい体質になっていきます。
【VRC®トレーニング、VRC®駆血法の開発の経緯】
医学博士 山崎由久 先生の言葉
VRC駆血法は、血流を速やかに止め、一定時間後一気に回復することで行われます。VRCトレーニングは、脈動常時装置を使って、静脈還流血を適切に抑制した状態でのトレーニングのことです。
VRC状態で筋内に十分に血液を貯留させたらカフを取り、通常のトレーニングを行うことで動作感覚を失わずに筋量をアップさせることが出来ます。
関節に痛みのあるときは、VRC駆血法で血流を改善した後にVRCトレーニングを行うことで、治癒に必須の血流を確保した上で、落ちてしまいがちな筋量を保ってリハビリすることが可能です。
老人性筋萎縮症などは、関節に大きな負担がかかるトレーニングでは関節を痛める可能性もありますが、VRCならば、関節に負担をかけない軽負荷で筋量をアップさせることが出来ます。
私は、宇宙飛行士の健康管理に携わってきましたが、宇宙環境は無重力状態の為、元気な宇宙飛行士も、長時間滞在すると心肺機能の低下、骨量減少、骨萎縮進行、筋量、筋肉の減少が起き、まさに運動不足の中高年者と同じ健康上の問題が起こります。宇宙では、毎日2時間のトレーニングを実施することで健康を維持しております。
人の成長ホルモン(HGH)は、バーベルを用いるなどの筋力トレーニングでなければ分泌されないと言われておりましたが、米国テキサス大学医学部で、70歳以上の被験者を用いて、四肢の血流制限下のもとでトレーニングを行うと、タンパク質合成が上がり、筋肉が増える研究結果を出しました。現在76歳の私も、自らの研究実験の結果、VRCトレーニングを実施することで、約3か月で、筋力が増し成長ホルモンが分泌されることを実証しました。成長ホルモンは、情報伝達ホルモンで各種生理活性物質分泌を促し、病気の予防、筋肉量の維持、脂肪の燃焼に有効です。ぜひとも、VRCトレーニングによってサルコペニアを改善し、ヘルシリテラシー(健康上の能力)向上をされるようお勧めいたします。
※予約後、店舗から予約受付の連絡をいたします。店舗からの連絡があるまでは予約確定ではない為ご注意ください。